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高齢者への虐待

最終更新日:

虐待は気づきにくいものですが・・・

高齢者の虐待が年々増えているといわれていますが、している側もされている側も虐待とは気づきにくい盲点があります。介護の大変さから無自覚に高齢者に強くあたってしまう危険がありますので、まず、無意識のうちに虐待になっていないか確認しましょう。

 

こんな種類の虐待があります

身体的虐待・一番多くみられる
・殴る、蹴る、拘束する等の行為で身体的苦痛を与えること
・高齢者の意思を尊重せず、介護者の意見を強要することも虐待にあたる
・急がせようと無理に引っ張る、しつけだと思って叩く、薬などを無理やり飲ませることも身体的虐待にあたる
心理的虐待・言葉や威圧的な態度で、脅したり侮辱したりして、精神的な苦痛を与えること
・怒鳴る、ののしる、侮辱する
・悪気なくふとしたところでもらした一言が相手の心に大きな傷を負わせることも
・まさに聞こえていないと思っていても聞こえていることもあるので要注意 
介護等放棄・介護や生活の世話(部屋の掃除や入浴など)を放棄して放っておくこと
・入浴しておらず異臭がする、髪や爪が伸び放題、皮膚や衣服が汚れている、水分や食事を十分に与えられていない、室内にごみを放置する、冷暖房を使わせない、医療・介護サービスを使わせない など
性的虐待・本人が嫌がる性的な行為をすること、または強要すること
・排泄の失敗に対し懲罰的に下半身を裸にして放置する、介助がしやすいという目的で、下半身を裸にしたり、下着のままで放置するなども性的虐待にあたる
経済的虐待・財産や金銭を本人の合意なしに使用すること、または与えないこと
・年金や給付金など、高齢者のお金はたとえ介護者であっても勝手に拝借したり、使ったり出来ません
・入院や受診、介護保険サービスなどに必要な費用を支払わない など

 

  

高齢者にはこんな接し方を!

まず、安心して信頼してもらいましょう。
高齢者の行動を受け入れ、大切にしている心を伝えながら介護することで、お互いに信頼が生まれ、介護も楽になります。

1.プライドを傷つけない

高齢者の意思や人格を大切にしましょう。

子ども扱いをせず、大人の言葉で会話をすることも大切です。

 

2.ペースを合わせる

自分でできることは自分でやってもらいましょう。

無理に急かしたり、手に持っている服や靴などを奪い取って代わりにやってあげるような行為は禁物です。

 

3.聞き上手で話を聞きましょう

高齢者は、昔の話などはよく覚えていることが多いので、ゆっくり時間を取って話を聞きましょう。

 

4.事故を未然に防ぐ工夫をする

高齢者の安全には十分に配慮しましょう。

 
 

高齢者虐待を防止するために

高齢者虐待防止法では、虐待に気づいた人は市町村に通報する義務があることが定められています。虐待に気づいたときは、早めに通報することで事態が深刻化するのを防ぎます。

また、介護者は高齢者とどう接したらいいかわからない、経済的にきついなど、介護には様々な悩みがつきものです。一人で抱え込んでしまうと、それがストレスとなって虐待につながりやすくなり、自分の体調も崩れやすくなります。相談することで気持ちが楽になることも多いので、家族や信頼できる友人に話を聞いてもらいましょう。

困ったときは、地域包括支援センターにご相談ください。

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